8日は午前中から全国各地で気温が上昇している。気象庁によると、正午現在で全国914の観測点のうち、気温が30度以上となった地点数は697地点、35度以上は59地点に上っている。
正午までに千葉県船橋市で34.2度、東京都府中市で34.7度、神戸市中央区で33.4度を記録。8日の最高気温は高松市、東京、大阪、広島で36度などで厳しい暑さが予想されている。また、既に35.7度を記録している北海道帯広市では、最高気温が37度となる予想だ。
東京都心では7日、今年初の猛暑日(35度以上)となった。同庁によると、10日ごろまで九州や近畿を中心に猛暑日が続くと予想されている。
東京消防庁によると、東京都内(稲城市と島嶼(とうしょ)部を除く)では7日、熱中症で午後9時までに123人が救急搬送されたという。
気象庁と環境省は8日、北海道十勝市から熊本まで全国28地点で熱中症警戒アラートを発表し、対策を呼びかけている。
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